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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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'81y XL250S エンジン腰上分解作業。

XL250Sエンジンの圧縮が弱い原因を探ります。

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先日下ろしておいたXL250Sのエンジンをチェックします。

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分解時に砂や埃が入らないように先ずは外観をざっとガソリン洗浄。

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単気筒のSOHCエンジンなので難しい事はありません。ロッカーアームは2本ですが、4バルブヘッドなのでスプリングは4つ。カム山の色を見ても長期に渡り動いていなかった事が分かります。

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燃焼室はカーボン多めですが、乾いており問題ありません。

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ピストントップも同様です。

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落下物が無いようシリンダーを慎重に抜きました。ピストンスカートのインテーク側のみ縦に傷が入っています。リングが折れているのを予想していたのですが、なんだか変な感じです。

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リングでは無くリングとリングの境界の壁が粉々になっています、、、

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リングはセカンドリングが折れています。壊れた壁が噛み込んで全てのリングが回らない状態になっていました。

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酷いなぁこれは。

この車両は走行距離4000km、青森の「青」シングルナンバーでした。新車で購入してから少しだけ乗り、その後はずっと納屋にでも眠っていた所謂”バーンファインド”じゃないかと思います。壊れたから乗らなくなったというより、長期保管してから始動しようと試みて壊れた感じです。

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シリンダーにもアルミを噛んだような縦傷が入っています。しかし見た目よりも傷は浅く爪は引っ掛かりません。当然O/Sピストンで掘り直す事がベストですが、先ずは荒目のクロスハッチで逃げたいと思います。オイルスモークを噴くようならO/Sでやり直すだけ。
シリンダーは本日内燃機屋さんへ発送しておきました。

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ま、イロイロ撮影してデータは残します。

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本来であれば腰下も開けておきたいところ。。ですが時間も予算も今は割けません。

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強アルカリ性洗浄液は高価なので代替クリーナーをテスト。”業務用”とは言え普通にスーパーマーケットで入手出来るものを使っています。

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ここ数日超音波洗浄機を使ってみて思ったのですが、洗浄液が常温か温水かで汚れの落ち方が大きく変わります。エンジン部品のような頑固な油汚れにはヒーターは必須みたいです。

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30分を2ラウンドで洗浄液はこんな感じ。これ位洗浄出来れば合格、価格が安いので上出来です。

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ピストントップに残っていたカーボンも綺麗に落ちてます。

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壊れたピストンもこうしてクリーニングすると、より細かく壊れた状態を確認する事が出来ます。

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倉庫側のハーレー2台も作業しないと駄目なのですが、表は雪が降っているし倉庫は激寒だし、、昨日〜今日はエアコンの暖房無しでは手が悴んで作業出来ません。

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続きます。

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※明日26日(金)は先刻した障害者手続きで留守になります。
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