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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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出張修理。

今日は暖かな1日でした。

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今週末はイロイロとバタバタしそうなので腰を据えて行う作業はストップしています。そんな訳で本日まずはCRキャブレターを少々。

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昨日加工したスターターバルブで一切アイドリングしなくなりました。
この症状は、加工前にはスターターバルブからガソリンを吸ってしまっていたからアイドルしていた、と考えるべきで、スローもエアースクリューも外れている現状だとこれでOKなんだと思います。

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インスタにも書きましたが、CRスペシャルはパイロットスクリューが無いので極低速を安定させるのに、慣れていないと時間を有します。ほぼエアスクリューで負圧を発生させなければならないので、スロージェットや、油面の高さで大きくセットが変わります。
CRキャブレターの標準油面は14.0mm+/-1.0mmですが、少しでもエアスクリューを助ける意味でも油面は1.0mm上げて13.0mmとしました。なお試行錯誤しながらの作業ですから間違っている可能性もあります。

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ファンネルの”直キャブ”ではなく、エアクリーナーボックスを装着して空気の流速を上げればアイドリングしそうな感じまで追い込んだのですが、バッテリーが弱ってきた事と、スタータークラッチがもうダメそうなのでここで中断。

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で、午後からは先日XT250Tを納車させて頂いた大須の”SMASH-HEAD”さんへ出張修理に向かいます。

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「エンジンが温まると1→2→3速でノッキングする」という事だったのですが、ノッキングではなく、多分ガスが落ちていない、または燃料が足りていない時の症状の事を言っているんだと思いました。

3速まで、ほぼレッドゾーンの9000rpmまで回して乗った時の症状のようです。この年式にリミッターは無いと思うのですが、そこまで回してもパワーは付いて来ないと思うので、バンバン回しても故意にエンジンに負荷を掛けるだけなので無意味です。一応40年前の”旧車”ですからちょっとだけは労わってやって下さい。少なくともエンジンは”長持ち”しますので。

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でまずはスパークプラグの状態を確認。問題なし。ガソリンコックもOK、ガソリンタンク内部も綺麗なもので問題なし。

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でキャブレターを外してフロートボウル内部の汚れをチェック。4速〜6速では問題が無い、という事でしたので主に高速側を担う負圧式のセカンダリーキャブを重点的に調べます。

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セカンダリーキャブのニードルジェットクリップ位置は今までがC2。当方が乗った感じではこれで問題ないフィールでしたが、試しにC5へ変更。

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結果アイドリングはするものの5000rpmあたりで”モモモモ”、となってストールします。明らかに外れていった感じです。

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当然ですが青空作業デス。

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本当はジェットを変えてみたかったのですが、このツインキャブレターのセカンダリーメインジェットはかなり特殊です。現状でデフォルトの#125が入っていますが、250ccの単気筒ですから小さいとは思えません。
プライマリーキャブからセカンダリーキャブへ繋がるあたりの回転数を変えようとリンクを変更したりして3度キャブレターをやり直しましたが、そのうち火が飛ばなくなりました。

ひょっとしてイグナイターが熱を持つと狂ってきている症状に似ているのでは?と気がついたのはだいぶ後。燃料系と吸気系はを疑っていたのでその用意をしていたのですが、まさか点火系が駄目だとは思わず予備のイグナイター2個は持参していません、、、往復100キロ、高速を使って向かったにも関わらず無念の敗退。

本日のところは力及ばず申し訳無い限りです。

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流石にガックリ疲れたので、帰路も高速を使って帰りました。

理由がどうであれ、納車させて頂いて直ぐに壊れるようでははっきり言って駄目。新品イグナイターが入手出来ない以上不可抗力と言ってしまえばそれまでですが、古い車両の整備は”運”すら味方につけていないといけない訳です。

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※明日は終日車両引き上げで留守になります。
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