2023.11.11 Sat
'82y DR250S / TC96 FXR。

バッテリーノーチャージのまま暫く停めてあったDRですが、数日放置した状態でも12.5V以上あり、エンジンを始動すると14V以上上がります。発電系統はこれで問題ないようです。


早速テスト走行を行います。

先ずは給油から。

さて何処を走ろうか迷ったのですが、ここはいつも通り定番のテストコースを走る事にしました。

この辺りはお茶の産地ですので茶畑が沢山あります。

インスタにも書きましたが、今日のテスト走行ではクシタニ様の新製品「レイヴンウィンターグローブ」を使用してみました。ポリエステル製のライニングが暖かくて肌触りよく、レバーの操作感も快適でした。お値段も9,900円税込とお手頃です。雨天性能は試していませんが、晴れた冬の日ならこれで十分だと思います。

パッドはアウター生地の内部に収められているので”ゴツい感”が無く、見た目に優しい(笑)雰囲気です。


実用範囲での”全開速度”である5速 / 5000rpm / 80km/hでなるべく走り、プラグの焼けを確認しました。
今日は終日走らせるつもりでしたが、30km程走らせたら納車出来るレベルであると十二分に判断出来たので、お昼に帰店。スパークプラグは8番ですがしっかり焼けておりこれにて作業は終了となります。
この車両は税込22万円での現状販売ですが、マトモに走らせるまでにとても時間が掛かりました。他にもタイヤ、チェーン、フロントサスペンション、ガソリンタンクライナー等手を入れ出したらキリがありません。新車から40年以上経った旧車ですからこれからもイロイロ整備は必要です。手を入れながら長く乗る、という”付き合い方”が基本ですが、長く愛着を持って接して頂ければ嬉しく思います。

お次はTC96 FXR。当店では何十台もツインカムをコンバートしたFXRを過去に製作しておりますが、その中の一台です。
前後ホイールやスイングアーム、リアブレーキキャリパー、細いドライブベルト等なるべく純正部品を流用してサラッとやり過ぎない程度に作ってます。純正っぽい雰囲気で好きな一台。これでライザーが低ければ完璧。笑




リアショックユニットは「スクーデリア・オクムラ・ハイパープロ」。TC88-FLHスイングアームはFXRに比べてショックマウントの位置が後ろ寄りな為、ショック長が長いのが特徴。特注で製作して頂きました。

フロントサスペンションはH-D純正39Φショーワ製を、同じく「スクーデリア・オクムラ・MEフルチューン+フルメンテナンス」で施工。

当店ステッカーは製作した時期によって微妙にデザインを変えています。よってステッカーを見ればいつ頃メンテナンスさせて頂いた車両かが分かります。

鈴鹿に移ってからの”モトクラシカ”ステッカーに張り替えておきました。こちらは完全非売品ですが、当店で作業をさせて頂いたお客様に無料で差し上げております。

明日は日曜日。のんびり営業したいと思っています。

オマケの画像は此方↓
前々からSL250Sに装着してあった社外ラムエアークリーナーが気になっていました。純正エアクリーナーエレメントは入手出来たのですが、”骨組み”となるエアクリーナーのベースは何処を探しても廃番で見つかりません。
で、どうしたものかと考えていたところ、CB750Kのエアクリーナーボックスインテークが合うのでは?と。

装着してみました。

自然な感じで違和感無し。オリジナルを知っている方でない限り見分けは付かないと思います。アイドルアジャスターも回し易くなって一挙両得!です。

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