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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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雑記〜移転開業から丸4ヶ月が経ちました。

8月4日に「見切り発進」して、ようやく4ヶ月が経ちました。

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トップ画像、長野や富山の渓流ではなく、店からたった3分程の場所にある渓流なんです。信じられます?笑

桑名の店舗が酷い雨漏りと白蟻被害で半壊しかけており、移転先を探し始めたのは彼此5年位前だと思います。
しかしなかなか良い物件は見つからず、歳も歳だし、早めに仕事をリタイヤして北海道への移住”も考えたのですが、桑名に暮らす両親が要介護だったり心臓疾患を患っていたりと何かと手が離せない為地元を離れる訳にもいかず。

半分諦めていたところに偶々ネットで見つけたこの物件を冷やかし程度に見に行った訳ですが、一晩考えて即決しました。

ご存知の方も多いかと思いますが、当店オリジナル商品「ボンネビルスペシャルシリーズ」を製作して頂いている外注様は目と鼻の先ですし、毎年レースの祝勝祈願を行なって頂いておりました椿大神社も直ぐ傍です。
自分にとっては何かと縁深い土地なので「ご縁」と一言で済ませてしまえばそれまでですが、なんの躊躇も無かったか?といえばそれはありません。

年齢が年齢なのであと何年この仕事を続けられるのかを考えると、このタイミングで移転し、それも今回は賃貸ではなく購入した訳でして、今更従業員を雇ったりする事もまず無いでしょうから果たして買う意味があるのか?自分の中で疑問でした。

それに加え地方は良くも悪くもご近所様とのお付き合いが全てです。オートバイ屋だと何かと騒音の問題が起こるので、集落の真ん中に位置する建物で、果たして大丈夫なものなのかも心配事のひとつでした。

ここを仲介してくれた不動産屋さんが熱心に調べてくれましたし、自分でも先ずはご近所様に挨拶に伺いましたが、何より”鈴鹿”という土地柄が、4輪や2輪への理解の深い方が驚くほど多く、ほとんどの方が「レストア」という言葉の意味が分かる方ばかりでした。

この辺りにはお茶を作る農家さんが多く大きな倉庫があるお宅が多いのですが、その中には今ではお宝のような旧車やスポーツカーが鎮座している、というのも極々普通に見かける光景であり、流石はホンダのお膝元、と納得させられました。

色々な条件をひとつひとつクリアしてようやく引っ越しに辿り着いた訳ですが、今年の夏は正に異常と思えるような暑さでした。加えて店舗の荷物は半端では無い物量でしたし、20年近く暮らした借家にも恐ろしいほどの荷物が詰まっており、丸二ヶ月を費やした引越し作業は本当に地獄でした。今後も”トラウマ”になるんじゃないかと思うほど辛い作業でした。

しかし地元の旧友やお客さん、業者さんらの協力もあり、なんとか移転を行う事が出来ました。今現在も住居側に段ボール箱に仕舞い込まれたままの荷物が大量にあるのですが、まぁこれは気が向いた時にでもやれば良いので今も放置しています。

そうして何とか8月4日にオープン致しました。

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長く猛烈に暑かった夏が終わり、短い秋があっという間に過ぎて、今では冬になりました。

土地勘こそありましたが周辺道路網については全くの無知でしたから、先ずはひたすら近所を走り回る事から始めました。
「オートバイ修理業」は修理を済ませたら終わり。ではなく、何度も走らせチェックする事に本当の意味があります。お客様が気付かないような些細な音や動きに神経を集中する、とても地味な作業です。

その為にはオートバイに適した環境と道路状況下でテストする事が望ましいのですが、普通はそう簡単には変えられません。
店から何十キロも離れたところにテスト走行に最適なコースがあったとしても、修理初期の段階であれば、辿り着くまでに不具合が起こる可能性が100%無いとは限りません。

そこまで回りの環境を調べ上げての引越しではなかったし、ある意味最終的には「勢い」で鈴鹿への移転を決めたのですが、結果はこのブログを見て頂いていればお分かりの通り、単車を走らせるにはこれ以上のシチュエーションは無い、とまで感じる程素晴らしい道路環境が広がっています。

まぁ手放しに全て喜べる程山裾に近い暮らしは自然が厳しく甘くはないのですが(笑)、それを踏まえたとしてもこの鈴鹿での生活は概ね満足である、と言えます。

鈴鹿への移転後は、広くなった店舗をゆったりと使い、のんびりと「半分リタイヤ」程度のスタンスで仕事に携わるつもりでいました。しかしながら、いざ蓋を開けてみるとこれまでのお客様は勿論の事、ご新規の方もちらほらとご来店され、多忙とは言えないものの、当方独りで行うには手に余る程のご依頼を頂けているのは本当に有り難い限りです。
今年は夏以降、怒涛の「改変の時」でしたが、来年は更に大きな変化が訪れる事になるやもしれません、、

せいぜい頑張って、あと10〜15年やれたら本望かと思います。
大袈裟ではなく、生涯を賭けた趣味「鱒釣り」に没頭する以外は、基本「仕事」が好きなので、休まず働く事すら全く苦になりません。ですから身体が動く限り、単車に乗れる限りはここ鈴鹿で暮らすと思います。

年末のご挨拶とするには少し早いような気もしますが、ウチは明日からも普通に仕事です。
ですので時間のある夜に、このような長文をダラダラと書かせて頂きました。

2023年は誠に有難う御座いました。
2024年も変わらず宜しくお願い致します。

マルマスモトクラシカ 水谷カズトシ
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