2023.09.30 Sat
'76y CB750K6 キャブセッティング〜其の弐。

コースは前回と全く同じ。行きは一般道、帰りは亀山→鈴鹿間の東名阪を1区間走らせます。


キャブセッティングを大きく薄い方向に振ったので、ちょっとガスが足りなくなるかなぁ〜と思っていたのですが、走らせてみるとかなり良い。
4速に落としたいような急な登り坂を、わざと5速でイジメてもノッキングも起こらないし、スロットル全閉のまま長い下り坂を下りてもアフターは一切無し。

いつものように高速に入って直ぐの亀山ハイウェイオアシスで休憩。土曜日の午前中ですが、パーキングはクルマも疎。

一服。

ここ最近、特に高速道路では排気量の大きいカバンが付いたオフ車?というのかマルチパーパスな車両を多く見かけます。荷物も積めるし乗っていて楽チンだから、というのが理由だと思うのですが、単車は敢えて”不便さを楽しむ乗り物”だと思っているので個人的には”無し”。
しかし。”半世紀のオートバイの進化”を感じずにはいられないこの絵面。電子制御は一切ありませんが、CB750Kは現代でも全く問題なく走ってしまうのが素晴らしいところ。

帰路の高速道路では5速4000rpm-5000rpmをキープして走行。特に違和感はありませんでしたが、今までよりは少しだけ足が熱いかなぁという程度。
店に戻ってからスパークプラグを見ましたが、悪くない焼け具合です。高速道路主体ならメインジェットを一番手上げますが、街乗りで、今の時期ならこの位かと。もっと寒くなったら上げても良いかもしれません。

一旦CBは置いておいて、FXDの外装を分解します。



なるべく配線を切断せずにハーネスを外すのは骨が折れます。ここまで分解すると小一時間掛かってしまいます。

で、またCBの作業に戻ります。このノートに記載してあるセッティングデータはGS550の時のものです。GSは同じ4気筒ですが、排気量が小さいのでCB750に比べてセッティングがシビアに要求されます。少しでも外れているとアイドリングすらしない、というのが小排気量車の特徴で、小排気量+多気筒になるほど気難しくなります。

前回は気にならなかったのですが、今日はスタート時にエンジン回転数が下がらない事が何度かありました。意識してスロットルを戻せば下がるのですが。ちょっと気になったので、キャブレターのスロットルリンケージスプリングを純正に戻すと、、即解決。
純正スプリングだとスロットルが重いので、特に高速道路では疲れます。社外の軽いスプリングが楽で好きなのですが、、致し方無し。

K6の作業自体は多分これで終了ですので、近々にも販売させて頂くと思います。もう一台の在庫車両、CB750K4がストップしたままですので、そちらを仕上げる作業に入りたいと思います。

今年はクシタニさんからサポートして頂いた青いグローブで通しました。相当にボロくなってきたし、これから寒くもなるので別のグローブを送って頂く事になりました。基本グローブは年中使いますし、テスト走行中に整備もするので、消耗度は激しいです。いつもサポートして頂き、誠に有難う御座います。

そんな具合で本日も終了です。

- 関連記事
-
- '74y CB750K4 ハンドル回り・リアショック交換。 (2023/10/05)
- '74y CB750K4 作業再開。 (2023/10/01)
- '76y CB750K6 キャブセッティング〜其の弐。 (2023/09/30)
- '76y CB750K6 キャブセッティング〜其の壱。 (2023/09/25)
- '76y CB750K6〜ブレーキO/Hとテスト走行。 (2023/09/23)
| Metric Bikes (JAPAN) | 17:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑