fc2ブログ

MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

'76y CB750K6 / '87y XLH883改1200。

明日から世間は二連休。今日からF1日本グランプリが鈴鹿で開催されています。

IMG_9373.jpeg




折角鈴鹿に引っ越して来たので一度は生でF1を見たい、と思っているのですが、今年も叶わず。。
そんな本日まずはCB750K6からスタート。

IMG_9374.jpeg

点火をウオタニに交換したので一度走らせたいのですが、ここ最近押し引きが異常に重い。この車両を仕入れた際もそのような状態だったのでブレーキ回りは全てやり直しているのですが、300km程乗ってから暫く放置していたらまたもや再発。

構造上パッドが減ってくると”片当たり”し易いのですが、斜めに当たって不均等に減ってます。

IMG_9375.jpeg

キャリパーピストンもご覧の有り様。”虫喰い”ってかなりの速度で進行するのですねぇ、、闇矢屋さんがステンレス製のピストンを作っているので注文しておきました。

IMG_9376.jpeg

で、CBは中断。

IMG_9377.jpeg

お昼に軽トラの車検証とナンバーを引取に行きました。鈴鹿市民になりましたのでクルマのナンバーも「鈴鹿」ナンバーになってしまいます。桑名だと三重ナンバーのままなのですが。残念。

IMG_9378.jpeg

FXRは明日の納車。という訳で最後に車体を磨き、外していたツールバックをセット。

IMG_9379.jpeg

お待たせ致しました。

IMG_9380.jpeg

で、午後からは'87y XLH883改1200。スターターがガキン!と弾かれて飛び込まないトラブル。

IMG_9381.jpeg

IMG_9382.jpeg

アウタープライマリーカバーの底には削れたスターターリングギアの破片が沢山。

IMG_9383.jpeg

リングギアの歯が2丁欠けてなくなってました。始動性が悪い事に加え、この車両はクランキングパワーの強いリチウムバッテリーに交換されている事、加えてセルモーターが1.4kwの強化に変わっている事でスタートに失敗するとスターターワンウェイが壊れるか、今回のようにリングギアが欠けるか、どちらかの症状に見舞われます。

IMG_9384.jpeg

IMG_9385.jpeg

この車両は何度もスターター取り付けボルトが緩んでいる、と聞きました。でワイヤリングが施されていました。しかし効き目は無い様子。

IMG_9386.jpeg

スターターボルトを外す前にピニオンギアとリングギアのクリアランスを一応計測してきます。2.4mmでした。

IMG_9387.jpeg

クラッチパックは先刻した通りバーネット。スプリングはグリーンでした。オーバースペックですのでストックに戻して頂きたいところ。

IMG_9388.jpeg

IMG_9389.jpeg

ワイヤリングを外してボルトを触ると既に緩んでおり手で回るレベル。やはり高負荷で弾かれているようです。

IMG_9390.jpeg

最も恐れていたのはクランクケース側のスターター取付ボルト穴。4速エボはただの”バカ穴”になっているのでダウエルピンがありません。よってボルトが緩んでしまうと上方向に逃げようとするので回転方向右側の穴が広がります。
実際見てお分かりのように、穴は上方向に楕円になってしまっております。

IMG_9391.jpeg

あとひとつ気になったのですが、、、緩んでオイルが通ってしまっただけなら良いのですが、なにかロックタイトを塗った形跡が無かったのです。多分気のせいだと思いますが。。

IMG_9392.jpeg

赤のロックタイトを多めに塗って、スターターを下側に下がるよう叩いてから締めます。

IMG_9393.jpeg

一応これで仮組みしてスタート出来るのかどうかチェックします。なおピニオンとリングギアの隙間を同じく計測しましたが、2.4mmのシックネスゲージが入らないようになったのでコンマ何ミリかスターターが逃げていた事になります。

ケース側の楕円になってしまった穴を修正(+ダウエルピン追加加工)するのは腰下までフルオーバーホールになるのでかなりの手間ですが、そもそも圧縮の高いS&Sヘッドの圧縮を落とすか、もしくはコンプレッションリリース加工を行うかを施さないといけないかもしれません。

強化セルや強化バッテリーに頼るスタートの危うさはレースで痛いほど知っています。それは根本的な解決方法ではないので次の手立てを考えないといけません。

IMG_9394.jpeg

そんな感じの本日でした。

IMG_9372.jpeg
関連記事

| Sport Ster | 18:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT