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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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モトグッツィV35イモラ〜キャブセッティング。

イタ車と言えばデロルトキャブレター。正直好きではありません。笑

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本日はV35イモラです。

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メインジェットがドレンプラグに付くという変わり種。イタ車では普通なんでしょうかね?知りません。

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油面が違っていたので再調整。といっても物理的な問題で規定値までは追い込めず、妥協して25.0mm合わせ。

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で、キャブレターを戻します。まずはジェッティングをデフォルトに近づけ、ハイフローエアクリーナー無しの”直キャブ”ではダメな事を再確認します。

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始動の前にコンプレッションを計測しておきましょう。エンジンが駄目なら、キャブレターをいくらやっても無意味です。

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左右共に130PSIあります。エンジンはバッチリOKです。

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アイドリングが凄まじくバラつく事を確認した後、バッテリーを外してインテークにアクセスします。

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で、マスキングテープを貼り付けて、インテークの面積を半分にします。説明が面倒なのでインスタからのコピペで申し訳なし。

小排気量の場合、ピストンストローク時の負圧が小さい為、どうしても吸気速度が出ません。それなのにハイフローエアクリーナーを装着すると更に流速が落ちるから適度に吸気抵抗を作る必要があります。

ハイフローにしてあるからジェットを大きくする、というのはこの場合、更に流速が落ちてカブる原因にもなります。

ハーレーのような大排気量車は兎も角、750cc以下の多気筒エンジンでは、純正エアクリーナーボックスの装着は絶対です。
当然ですがメーカーでは吸気圧力や流速、空気の入る向きなど徹底的に考えてエアクリーナーボックスを設計してあります。

試すのは簡単で、画像のようにインテークにテープを貼って半分程の流量にすれば一目瞭然。
アイドリング時からスロットル開け始めが特に安定しますから、誰にでも分かるかと思います。



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一応点火も調べてみましたが、特に問題ないようで。

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小排気量車でベストなセッティングを求める場合、低速トルクを補ってやる事が最も効果的で体感し易いと思います。高回転まで回るようにするのはその次です。

GS550は550ccで四気筒エンジンですが、このイモラ同様で如何に吸気抵抗を作ってやるか、がキモとなります。
”鬼トルク”でセッティングが外れていても走ってしまうハーレーばかりやっていると、こういった小排気量車の繊細なセットが出せなくなります。これはCBの排気量750ccでも言える事で、ハーレーとは頭を切り替えて臨む必要がある訳です。

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工具箱に仕舞い込んだままだった新しめのWindows PCがあるのを思い出しました。で、音楽専用マシンとして流用。フリーズしないし快適。

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左右のインマニジョイントから大量に2次エアーを吸っており、今日のところはここまで。同調が狂っているのはそのせいだと思います。ジョイントを新品交換して、純正のエアクリーナーボックス(+エレメント)を装着すれば、なんとかなりそうな気はします。

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