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MARUMASU MOTOCLASSICA

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'82y DR250S (RED)〜ステムベアリング交換など。

風の強い1日でした。

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ステムを外しました。DRはロアがテーパーローラーベアリングになっています。グリス分が完全に無くなっており、ゴリゴリの状態でした。それを少しでも回避しようと、ステムアクスルナットを更に締め付けた事でフロントエンドの動きが阻害されていたのだと思います。当たり前ですが部品を交換しなければ直る筈もありません。

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アッパーステムは一般的なボールタイプですが、何故かこの車両も1個足りないという、、何故??

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ボールを一個追加してステムを仮組みしてみましたが、症状は全く変わらず。やはりロアのベアリングに根本的な原因があります。

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どのメーカーさんも明日からお盆休みに入ってしまうので部品の手配が出来ません。しかし、白いDRを作業している際に一応ネック回りの部品も注文しておいたのでストックパーツがありました。ラッキーです。

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ベアリングレースはヒートガンでフレームを炙っておいて、タガネのようなもので叩き抜きます。多くの日本車の場合、フレームとレースの間に段差が作ってあるので抜き易くなっています。
ベアリングレースには段差が出来ています。

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で、新しいレースを圧入。

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ステムシャフト側のテーパーベアリングはSSTを持っていないのでトーチで炙ってから叩いて抜きました。

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古いからなのかなかなか苦戦しました。通常日本車はハメ合い精度が適正なのでそんなに苦労する事はありません。

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新品ベアリングを油圧プレスで圧入してベアリングの交換完了。

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アッパーレースは構造的にあまり負荷が掛からない為、ダメージを受けているものはほとんどありません。ロア側がテーパーローラーだと更に屈強なのでまず無傷です。クリーニングだけ行いそのまま組み直しました。
ま、新品部品があるのなら一応交換しますが、今回は無かったのでそのままです。

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DR250Sのスピードメーターケーブルとタコメーターケーブルは、ヘッドライトシェルを縦に貫通しています。なんとも奇抜な設計です。笑
ケーブルは勿論の事メーター内部にもラスペネを流し込み、注油しています。

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スピードメーターギアにも忘れずグリスアップ。ここは特に大事です。

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フロントエンドが組み上がりました。ハンドリングは正常に戻りました。
フロントブレーキワイヤーの取り付け方が間違っていたのと、クラッチケーブルを這わせる位置も違っていたので修正しました。

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序でにキャブレターを外し、油面を見直し、メインジェットとニードルジェットを1番手上げました。

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フロントウインカー位置をヘッドライトステーボルトと共用にしたいので、M8.0のウインカーステー待ち。

因みに”死ぬ程暗い”というDRのヘッドライトですが、赤い方が完全ストックの状態。白い方のDRはどうやらホンダCB400フォアの純正を流用しているみたいで、ヘッドライトのサイズ自体大きいものに交換されています。

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そんなところで本日は此処迄。

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明日から世間の多くがお盆休み突入かと。ウチはのんびりまったりと営業致します。
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