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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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'74y CB750K4 / '76y CB750K6〜上手くいかない土曜日。

今日は散々な目に遭いました。

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今朝は通勤途中に子供がキックボードで飛び出してきて喉から心臓が飛び出ました。狭い路地だったので極低速で侵入した為何事もありませんでしたが、一歩間違えば大変な事になるところでした。
こんな一日の始まりだとロクな事は無い訳でして、案の定今日はトラブって午前様。

まずはK4。ヘッドライトシェルの中の配線を繋ぎます。

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配線がオカシイのか、元々セルスターターが動かないのか、全く始動出来ません。キックスタートで試す事も出来たのですが、K6の部品が届いたので取り敢えず今日はそちらに移行します。

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梅雨に入ったからなのか、毎年の如く持病の首の痛みが出ており、首が左右に回せません。俯いてする作業が多かったのも良くなかったと思いますが、ちょっと単車に乗るのが辛いレベルです。

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今日届いたのは社外のハンドルバー。純正ハンドルですらモデル毎に幅や高さが違うので実際装着してみないと分かりません。

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まずは手持ちのK2?用だと思われるハンドルバーASSYをセット。

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各レバーもキジマ製のパワーレバーに交換。しかし厚みが合わず削って装着。流石は社外品。

ここからはトラブル続きで画像を撮る余裕も無し。何度もハンドルバーを交換して、配線中通しを幾度となく繰り返して、、思い返すだけでゲッソリします。笑

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で、ようやくハンドルバーが決まり、スイッチボックスの配線を通してヘッドライトシェルの内部で結線しました。

動作確認すると補器類は全て問題なく動作するのですが、スタートボタンを押すとメインヒューズが切れます。スタートボタンの配線がハンドルバーに端落してショートする、というのは比較的旧車で多いトラブルだと思います。

しかし、同時にヘッドライトスイッチが物理的に動かずOFFに出来ません。ハンドルスイッチを割ったまま動作させるとスターターボタンも、ヘッドライトスイッチも問題なく操作出来る事からスイッチボックスに原因がある訳です。

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で、原因はここ。スターターボタンの配線が断線したようでハンダで修理してありました。そのハンダがハンドルバーに干渉してショートしていた訳なのですが、その盛ったハンダ分を逃す為?なのか上下のスイッチボックスが削ってあります。
その為ヘッドライトスイッチの内部のアームがハンドルバーに当たり動かなくなっていました。

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これは修理不能ですのでハンドルスイッチを交換するしか手がありません。後から配線図をチェックして分かったのですが、CB750はK0からK6まであるなかで、それぞれハンドルバーに繋がる配線本数も違えば色も違う、なんならオス・メスの端子も違っている、という凄まじい事になっています。よってメインハーネス自体も違う事になり、社外ハーネスがモデル毎に分かれているのも頷けます。

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ハンダで修理するよりも、ここは絶対にスイッチボックス毎交換しておくべきだと思います。こんな事になっているとはいざ知らず高山を往復した訳ですが、上手い具合にギリギリ干渉しない位置を保っていた、という事です。
ハンダを盛って修理した挙句、配線を純正と違う箇所を通していますから、当然ながらハンドルバーに当たります。

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「知らぬが仏」とは正にこの事。

ハーレーでも国産旧車でもそうですが、100歩譲って電装系の経年劣化は致し方無い訳ですが、最も大きなトラブルの原因はその後修理した作業者の良し悪しで100%決まります。配線の処理が原因で路上で電気系統のトラブルで止まるというのは、プロなら絶対にあってはならない事だと思って常々作業に当たっています。

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今手元にあるのは配線本数と配線色から”K2用”と思われるスイッチボックス。当然ながらK6のメインハーネスには合っていないので配線色を調べて組み合わせを変え、ギボシを作り替えるかしないと流用は出来ません。

しかし車両を販売するとなると配線色が違っているのは出来れば避けたいし、K6準拠のスイッチボックスが入手出来るのかどうか、、メインハーネスを敢えてK2にするというのは本末転倒だし。。

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まぁしかし。
ハンドルバーを交換しようと思ったからこのトラブルに気がついた訳で、知らずにお客さんにこのまま販売していたら、いつかトラブっていた筈です。修理に手間とお金は掛かりますが、不幸中の幸いだった、と前向きに考えます。

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まだまだ続きます。
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