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MARUMASU MOTOCLASSICA

2024 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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'62y HONDA DREAM CL72 SCRAMBLER (TYPE-1) 〜キャブレターO/H。

夕方から雨になりました。

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お昼前に宅配便営業所で荷物を受け取り作業開始。

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キャブレターのジェットが届いたのでキャブを外します。

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CB72用PW22キャブレターのパワージェット(ガソリン側)の封印を外しました。内部にメインジェットと同じジェットが入っています。
つまりCB72キャブレターにはメインジェット、パイロットジェット、パワージェット(ガソリン)、パワージェット(エアー)という4つのジェットが装着されており、ツインキャブなので合計8個入っている事になります。

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キャブレターは以前にTERUが触っている筈なので特に問題は無い筈。

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折れて白いパイプで補修されているものがパワージェット専用のガソリン流路。インテークからの負圧によって吸い上げられる構造のようです。当然ですが普通のキャブレターにはありません。
ハーレーで言うところの”サンダージェット”とほぼ同じ役割をしており、メイン混合気の流路とは完全に別系統となる加速ポンプ的なものとなります。高回転時にのみ動作します。

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資料が無くて油面高さの基準値が分からないのですが、今のところ悪く無いので24.5mmのまま。左右キャブレターで違いが出ていたのでそこだけを修正。

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各ポートをエアブローして、メインジェットだけを#100→#103→#107に変更しました。で組みます。

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仮で始動するにもエアクリーナーを必ず組みます。古い車両のキャブレターは吸入抵抗の有無に多大な影響を受けている場合が多く、直キャブだとセットが出ない事がほとんどです。何度も痛い目に遭っているのでようやく学びました。笑

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取り敢えずガソリン点滴式で始動。暖気後ミクスチャー調整を行いました。今回手を加えているメインジェットの領域は全開走行が必要ですので走らさない事には何も分かりません。

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各燃料ホースが劣化して硬化していたので全交換。

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フューエルホースが綺麗だと気持ち良いです。

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取り敢えず車体は完成。天気の良い日を見計らって走らせます。

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RG250ガンマのヘッドカバーとシリンダーが内燃機屋さんから戻りました。ヘッドカバーの左右両端が反っていたようで治具を作って平面研磨を行って頂きました。シリンダーは問題無かったのでオイルストーンで仕上げて頂いただけとなります。
中東の国、レバノンで見つけたスズキ純正ヘッドガスケットが届き次第、エンジンを再度組みたいと思います。

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オマケの画像は此方↓

明日1月14日は当方の誕生日(何度目かはもう忘れた)なのですが、もう彼此10年近くクシタニ様から誕生日のプレゼントが届きます。ご存知のとおり通年に渡り今もボンネビルでの最高速レースのスポンサードを継続して頂いており、非常に有り難く思っています。

前にも書いたと思いますが、10代の頃にTZR250で峠を走っていた頃、クシタニ製レーシングスーツは皆んなの憧れのブランドでした。しかしながら当時の安月給では手が出ず、手にいれる事は叶いませんでした。

こうして今もずっとボンネビルのスポンサーとしてサポートして頂いている事は正に夢のようですし、危険が伴う塩のコースを果敢に攻めていけるのもクシタニ様のレーシングスーツがあるからこそ。
300km/hオーバーで転倒しても、今もこうして普通に暮らしているのは間違いなくスーツの性能のおかげです。

コロナの影響で世の中の色々な仕組みが変わってしまい、なかなか渡米してレースを続ける事が難しい昨今ですが、いつか必ずまたボンネビルに行きましょう。いつもいつも本当に有難う御座います。


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